いつも通り寝たはずなのに
昼間もボーっとして、眠たいな~ということはありませんか?
「睡眠の質」の話でしょ?
と思われますよね!そんなんです!!笑
飲料などで『睡眠の質があがる…』などの商品もたくさん発売されているくらい
みんな気になる睡眠の質のお話。
【光と体内時計の関係について】
私たちの体は、昼と夜のリズム(サーカディアンリズム)によって睡眠と覚醒をコントロールしています。
このリズムは光に強く影響を受けると言われています。
-
メラトニンの分泌:暗闇になると分泌が増加し、眠気を誘発します。逆に明るい光はメラトニンの分泌を抑え、覚醒状態を維持します。
-
ブルーライトの影響:スマホなどから発せられるブルーライトは、昼間のような刺激を与え、眠気を妨げます。
そのため、夜間や寝る前に明るい光やブルーライトを浴びると、体内時計が乱れ、睡眠の質が低下する可能性があります。
【寝室の照明選びのポイント】
良質な睡眠を得るために、寝室の照明を工夫することが大切です。以下は理想的な照明環境を整えるためのポイントです♪
(1) 暖色系の照明を選ぶ!
暖色系(色温度3000K以下)の照明は、自然光の夕日やキャンドルのような穏やかな雰囲気を作り、リラックス効果があります。
一方で、白っぽい光(昼白色や昼光色)は覚醒を促進するため避けたいところです。
(2) 明るさを調節する!
寝る前はできるだけ照明を暗くすることが重要です!
40~60ルーメン程度の間接照明を使うと、目に優しく落ち着いた空間を演出できます。
調光機能のあるライトを使えば、状況に応じた明るさを簡単に調整できます。
(3) 間接照明を活用する!
直接的な光を避け、壁や天井で光を拡散させる間接照明や
ベッドの足元の方に配置する照明にすると、
目への刺激を最小限に抑え、リラックスできる空間を作ることができます。
【実践したい寝室の照明改善!】
具体的にどのような工夫ができるのか、いくつかのアイデアをご紹介します。
(1) 就寝前1時間は「光を控える時間」に
天井を照らすタイプの照明に替えたり、暖色系のライトに切り替えましょう。
なかなか難しいですが、就寝前はスマホやTVを見るもの控えたいですよね。
これによりメラトニンの分泌が促され、自然な眠気が訪れるはずです。
(2) タイマー機能付きのライトを活用
就寝前に徐々に暗くなる照明や、朝の起床時に徐々に明るくなる「サンライズアラーム」を使うことで、自然な睡眠リズムを整えることができます。
(3) ナイトライトで安心感を
真っ暗な環境が苦手な人や子どもには、暖かみのある弱いナイトライトを設置するのもおすすめです。
これにより、眠りを妨げず安心感を与えることができるはずです。
【まとめ】
寝室の照明は、私たちの睡眠の質に直接的な影響を与えます。
暖色系の光や天井を照らす間接照明を取り入れたり、夜間の明るさを控えるだけでも大きな変化を実感できるはずです。
快適な睡眠環境を整え、毎日をより充実させてみませんか?