最近使わなくなった「C値」。家の気密性を示す指数です。
「C値」とは隙間相当面積(すきまそうとうめんせき)と言われ、家全体の隙間総面積(cm2)を延べ床面積(m2)で割ったもので、この数字が小さいほど気密性が高くなります。
数年前に施工した物件で測定したものを改めて確認しました。
この物件での「C値」は0.3cm/m2 でした。
一般的に1.0cm2/m2を切るとかなり優秀ですが、この測定では更にいい数値が出ました。
基礎断熱と外張り断熱なので、気密を取りやすい事も要因なのでしょう。
換気システムを計画通りに行うためには「気密」が重要になります。弊社では気密測定を標準では行っておりませんが、定期的に確認する事で施工状態を確認していきたいと思っております。